美容看護師に転職したらどのような研修を受ける?
美容看護師に転職をしたら入職時に研修を受けます。
美容看護師として転職をしたクリニックの規模、院長の方針によって、研修の頻度や内容は違います。
大手のクリニックでは最初はテストを受けなければならない場合もあり、また、中小規模のクリニックでは実務の中で学ぶOJTの教育方法で行うという例もあります。
目次
美容看護師に転職したら受ける研修とは?
美容クリニックでは入職した全員が研修を受けます。
研修の頻度については、院長の方針によってクリニックごとに異なります。
最先端の医療機器を積極的に導入していく美容クリニックでは、月に1回は研修が行われている例もありますが、1年に1~2回しかないという美容クリニックもあります。
よくある研修としてはレーザー機器などの研修です。
メーカーの方が説明してくれることもあれば、美容看護師の先輩が教えてくれることもあります。
説明を聞いたら実技の研修もあり、スタッフ同士協力をして該当部位を練習します。
美容クリニックの施術に興味があって、向上心を持っている美容看護師には有意義なものであり、決して苦になるような研修ではないようです。
美容看護師に必要なスキルとは?
美容看護師には一般病院の看護師とは違い、独特のスキルが求められます。
接客スキルや営業力
美容看護師には接客のためのコミュニケーション能力やカウンセリング力、美容アイテムの販売のための営業能力が求められます。
そのため、接客や営業に関しての研修を行っている美容クリニックは多いので研修を受ければ基本的な対応はできるようになります。
しかし、お客様への対応は最終的には自分で判断しなければなりません。また、指名制を導入している美容クリニックでは接客能力でも給与が変わってきます。
そのため、研修で習った内容以外での努力も必要となります。
美容クリニックの委員会活動について
多くの美容クリニックでは活発な委員会活動は行われていません。
感染防止委員会などの最低限の委員会はありますが、そこまで精力的な活動をしていないというの現状です。
しかし、委員会活動もクリニックによって異なるので、心配な方は事前に確認するのをおすすめします。
ただ、一般の病院と比べると委員会活動は少なく、合理的なやり方になっているのは確かなようです。
美容クリニックの勉強会
大手以外の個人経営のような中小規模の美容クリニックでは勉強会は少なく、研修が勉強会を担っているケースが多いようです。
また、中小規模のクリニックの場合、クリニック全体の勉強会はなくても各個人で勉強することを任されています。
美容クリニックの「勉強」というのは、一般病院と少し異なり実践・実用的なものが多いでしょう。
美容業界は新しい機器やコスメなどが次々と出てくるので、一度覚えれば大丈夫ということはありません。
一般病院でも同じだと思いますが、それよりもサイクルが短いので常に勉強をしなければなりません。
お客様の中には事前に調べて来院される方もいらっしゃいます。
そういった方からの質問に対しても的確に答えられるよう、日々の勉強が大切です。
まとめ
美容看護師に転職すると研修を受けますが、内容は実践的なものが多いようです。
また、クリニックの規模によっても頻度や内容が異なります。
美容看護師は自分で学んでいく姿勢を持ち続けることが大切です。
研修に関しては規模に関わらず、どのような教育体制なのか知っておいた方がいいので、見学や面接でしっかり確認しましょう。