美容看護師に転職すると営業スキルも必要なの?
美容看護師に転職すると営業のような仕事もしなければいけないといった話を見聞きした人も多いのではないでしょうか?
美容看護師への転職では、営業とまではいかずとも、売り上げ目標設定があるクリニックが多いため、それに向かって業務を行う必要性は出てくるでしょう。ただし、ここで「営業なんて経験もないし、苦手だし、無理だろう・・・」と諦めてしまうのはまだ早いです。
あまりネガティブに捉えず、頑張ったら頑張った分だけ給料にも反映されることが多いですし目標達成のポイントなどもあります。本日はそちらもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
美容看護師に転職!営業的要素をクリアするためのポイント①
「まずは取り扱い商品についてよく理解する」
どんな職業でもサービスや商品を提供する側であれば、取り扱うものについて誰よりも詳しく知っていなければなりません。
特に、美容クリニックで取り扱いのある商品や施術内容は、高額であることが多いため、それほどの金額を出しても買う価値があるといった「費用対効果」をしっかりとした根拠のもと、説明する必要があります。
また、浅はかな知識だけでは「その商品や施術が本当に良いものである」というのが伝わりづらく、むしろ逆効果にもなるでしょう。
本当にその商品がおすすめだと思えるまでしっかりと知識を得ることが大切です。
自社で取り扱いのある商品や施術メニューはもちろんのこと、他社で取り扱っているものについても知識を持っておいたほうが良いでしょう。
美容看護師に転職!営業的要素をクリアするためのポイント②
「お客さんが何について悩んでいるのかをよく理解する」
美容クリニックを訪れるお客さんは様々な悩みを抱えています。あくまで、お客さんの悩みがあってのカウンセリングなので、じっくりと受け身になって耳を傾けてあげましょう。間違っても、こちら側主導で「ここをこうした方が良い、ここもこうした方が良い」などと勝手に話を進めるのは避けましょう。
それがきっかけで、不信感や不安な気持ちを与えてしまっては元も子もありませんよね。いくら目標達成に向けて頑張りたいという気持ちがあっても、焦りをお客様にぶつけてしまうのはNGです。
美容看護師に転職!営業的要素をクリアするためのポイント③
「お客さんの見本になれるような人間性を目指す」
ここでいう「見本」とは、必ずしも容姿端麗のモデルのような人である必要はありません。同じ人として自分も悩みがあっても頑張り次第では魅力的な人になれるのだということを、身を持って表現できるような素敵な美容看護師を目指しましょう。見た目だけではなく、中身の部分や人間性もとても大切です。
また、悩みを抱えて来院する患者さんに対して、常にポジティブな気持ちで接することも大切です。
自分がそのような心持ちでいれば、良い影響をきっと与えることができます。
常に笑顔で前向きでいることは簡単ではありませんが、それができてこそ価値ある美容看護師として、患者さんの信頼を得ることができるはずですよ。
美容看護師に転職!営業的要素をクリアするためのポイント④
「仕事ができる先輩をよく見て学び真似する」
美容クリニックは様々な形態があるかと思いますので、まずはそのクリニックで活躍している身近な先輩の真似をしてみるのは、とても良い方法です。最初から自己流で行くのではなく、先輩を見本として働きながら自分に合ったスタイルを見つけていくのが良いでしょう。
美容看護師に転職!営業的要素をクリアするためのポイント⑤
「どんな時でも笑顔で対応を心がける」
これは相手がいる限りどんな仕事にも当てはまるものですが、「笑顔」というのは当たり前に思いつつ案外抜けてしまいがちな部分です。
忙しかったり疲れていたりした時でも笑顔でいられるような意識を持ちましょう。
美容クリニックを訪れる患者さんは、すぐに命の危険があるような緊急性こそありませんが、容姿に悩みを抱え施術に対する不安もあるはずです。そのような心境の人にとって笑顔で接してくれる美容看護師の存在は、親しみやすく安心感があり、心の支えになるはずです。
どんな時でも笑顔で接するというのは、一番の接遇スキルとも言えるでしょう。
目標設定がない美容クリニックもあるって本当?
これまで、目標設定ありきで美容看護師という仕事についてお話してきましたが、必ずしも全てのクリニックがそうではありません。
強制的ではないにしろ営業という仕事にどうしても抵抗がある人もいるかと思います。そういった場合には、固定給でノルマなしといった求人を探してみるのも良いでしょう。
目標があるクリニックよりは給料が下がってしまうかもしれませんが、それでも一般病棟勤務の看護師よりは給料面は充実しているかと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。