美容看護師へ転職すると 看護スキルが低下する!?身に付くスキルはある?
美容看護師へ転職すると看護スキルが低下すると言われています。
美容看護師へ転職すると、「点滴」「採血」「注射」以外の看護スキルが低下してしまうことも。
一方で、コミュニケーション能力や接遇スキルがアップするため、日常生活にも活かすことができます。
今回の記事が、美容業界に興味のある看護師さんの参考になれば幸いです。
目次
美容看護師へ転職すると 看護スキルが低下する?
一般的に、美容看護師に転職すると、看護スキルが低下すると言われています。
美容看護師でも、施術の際に点滴や採血、注射は頻繁に行うため、こういった基本的なスキルに関しては低下はしません。
ただ、美容看護師へ転職すると、カウンセリングや事務作業、医療器具の滅菌など、これまで行ってこなかった業務が増えます。
そのため、看護師としてのスキルアップは期待できず、かえってスキルが低下してしまうのです。
また、一般病棟で勤務しているときに身近にあった、お薬の知識も低下してしまうでしょう。
美容看護師へ転職して身に付くスキル
美容看護師に転職すると看護スキルが低下する代わりに、身に付くスキルもあります。
コミュニケーション能力・接遇スキル
お客様は、より美しくなりたいと希望されて、クリニックを訪れます。
そのため、美容看護師は お客様に終始安心感を持って頂けるような、接遇やコミュニケーションを取る必要があります。
日々、こういったお客様とのやり取りの中で、私生活にも活かされるスキルが身に付いていきます。
クレーム対応能力
美容クリニックを利用される お客様は、美意識が高い方が多いです。
そのため施術に満足しない場合に、クレームを言われることもあります。
その際に、相手の話を中断せず、お客様の気持ちに寄り添いながら話を聞くことが大切になります。
こうした経験は、様々な場面での対応能力として身に付いてくれることでしょう。
まとめ
今回の記事では、美容看護師へ転職すると点滴や採血、注射以外の看護スキルが低下することがわかりました。
また、薬に関する知識が低下することも。
その一方で、コミュニケーション能力や接遇スキル、クレーム対応能力が身に付き、様々な場面での困難を乗り越えることができるでしょう。
美容看護師へ転職する際には、薬に関する知識やスキル低下も懸念されるため、将来のキャリアを見据えたうえで、慎重に決断するようにしましょう。