美容外科の看護師の給料が高い理由とは？
美容外科で働く美容看護師の給料が高いらしい…ということを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
そうなんです！美容外科で働く看護師の給料は、美容クリニックの中でも高いと言われています。
それは、
・自由診療であること
・クリニックの収益が良好な場合の報酬制度があること
などに由来します。
目次
美容外科の看護師の給料が高い理由とは？
自由診療
美容外科では健康に関わる治療ではなく、より美しくなりたいというお客様のご希望に沿ったサービスを提供するため、自由診療となっています。
自由診療では公的保険が適用されないため、全額自己負担となり、お客様が高額な施術費用を支払い、それがクリニックの高い収益につながります。
報酬制度
美容外科においては、一般の病院と異なり、お客様のご希望があれば制限なく施術することも可能です。また、看護師などのスタッフがドクターズコスメを販売することでもクリニックが収益を得ることができています。
業績が上がれば上がるほど、給料に反映され高い報酬を得ることが可能になります。
指名制度
美容外科によって異なりますが、お客様が看護師を指名できる“指名制度”を導入しているクリニックもあります。
指名料は施術料とは別料金ではありますが、多少の指名料を支払ってでも親身になって相談に乗ってもらえる看護師に担当してもらいたいと考える人も多いようです。
指名された看護師には指名料が給料に反映されます。
これらの理由から、美容外科で働く看護師の給料は高いと言われています。
美容外科の看護師の高い給料は嬉しいけれど、ノルマが気になる…
美容外科は自由診療であるため、一般の企業同様に売り上げ目標があるところもあります。
サービス業としての性質が強い美容外科では、珍しいことではありません。
そのため、美容外科の中には、看護師にもノルマを課しているところもあるようです。
美容外科におけるノルマ
大きく3つのタイプがあります。
・スタッフ一人ひとりに対して、売上目標としてノルマが設定されている
・クリニック全体の売上目標は設定されているが、個人に対してのノルマは無い
・ノルマとして掲げられてはいないが、売上目標達成が雰囲気的に求められている
美容外科の看護師で給料も高く、求人サイトに「年収1,000万円以上が可能！」と記載されている場合には、ノルマが設定されているケースが多いようです。
福利厚生も大切な制度！そこまで意識してみる
美容外科で働く看護師の給料が高いということは分かりましたが、クリニック側から提示される年収だけでなく、“手取り”も意識する事が大切です。
このとき、比較すべきは福利厚生です。
例えば年収500万円と提示されている看護師では、様々な税金等が引かれて手取り額は約390万円となります。
但し、福利厚生を含めると手取り年収を増額させることができます。
ここで、生活費の大部分を占める住宅費ですが、福利厚生に家賃補助があればどうでしょうか。
病院看護師が非常に安い賃料で住居を提供してもらえることはご存知の方も多いはず。ただ、これは美容クリニックでも同様で、借り上げ社宅として非常に安い賃料で住むことができるケースもあります。
例）～福利厚生の家賃補助が５万円の場合～
６万円/月 の家賃の住宅に住むと実質負担額は１万円/月となります。
家賃補助分の５万円が毎月の手取り額として増えるため、年額にすると６０万円収入がアップする計算になります。
この他、美容外科・美容皮膚科では福利厚生として社割を取り入れているところもあり、ドクターズコスメが割引額で購入できたり、美容施術が半額で行えるところもあるようです。
各美容クリニックによって、福利厚生の内容は異なるため、こうした点も転職する際の比較検討材料にすることもポイントの一つです。
美容外科の看護師の給料が高い理由 まとめ
美容外科の看護師が給料が高い理由は、
・自由診療
・報酬制度
・指名制度
という性質だから
また、ノルマに関しては、
・個人に課せられるノルマが設定されているクリニック
・クリニック全体の売上目標として設定されているクリニック
・明確なノルマは無いが、雰囲気的にノルマを求めているクリニック
があることが分かりました。
ノルマが気になるという方は、こうしたポイントもしっかりと調べたうえで転職活動を行うことをお勧めします。
手取り額を増やしたいという方は、福利厚生が充実しているという点も考慮してみましょう。
