美容看護師に転職した後に感じる大変なこととは？

2021.03.01転職情報

美容看護師に転職した後、大変だなと感じる点はどのようなことなのでしょうか。
美容看護師に転職すると、次のような大変さを感じる方もいます。

・クリニックごとに細かいルールがある点
・土日、ＧＷなどの長期休暇に休みが取りづらい点
・一般病棟でのスキルが活かせない点
・販売目標がある点

こうした点を考慮しつつ、どのような方が美容クリニックの看護師に向いているのかも見ていきましょう。

美容看護師に転職した後に感じる大変なこととは？

クリニックごとに細かいルールがある

美容クリニックでは、一般企業のように経費や売上げを考えなければならないため、細かいルールが設定されていることが多いです。
タオルのたたみ方、セッティングの仕方でも、各クリニックごとのルールがあります。
そのため、「こんな感じかな？」となんとなくで業務をするのはＮＧです。どのような状態が、そのクリニックでは正しいのかということをしっかりと聞いて、同じように行うことが必要になります。

土日、ＧＷなどの長期休暇に休みが取りづらい

美容クリニックを訪れるお客様は、土日やＧＷなどの長期休暇を利用する方がとても多いため、必然的に繁忙期になります。
そのため、子供がいる家庭の場合、土日に保育園がお休みで預けることができない、子供の行事等で両立しづらいということもあるため注意が必要です。
美容看護師に転職すると、このような点から大変さを感じる方もいます。

一般病棟でのスキルが活かせない

美容クリニックの業務は、一般病棟のそれとは大きく異なる点が多々あります。
そのため、一般病棟での看護スキルを活かせないだけではなく、再び病院看護師に転職する場合に、スキルの低下がネックになってしまうことも。

販売目標があることも

美容クリニックでは、個人、もしくは店舗ごとに販売目標が設定されているところもあります。
美容看護師に転職してから、接客や営業のような業務をすることに大変さを感じる方もいます。

管理職を目指しにくい

美容クリニックは、医師が中心となって運営しているところが多いため、美容看護師に転職しても管理職としての枠が少ないの実情です。
管理職を目指してキャリアアップしていきたい場合には、大手美容クリニックを選ぶ必要がありますが、やはり　そこは狭き門となっているため、一般の病院以上に管理職を目指すことが大変な環境であるといえます。
そのため、キャリアアップしてバリバリ働きたいという看護師の方はそのまま現職に留まるか、美容看護師としてではなく、管理職採用を行っている職場への転職を考えることをお勧めします。

一般の病院よりもクレームがダイレクトにくる

美容クリニックに訪れるお客様は、「より美しくなりたい」というご希望を持ち、高額な自由診療代を支払って利用される方が多くいます。また不安も抱えているため、施術がお客様のイメージと異なったり、説明内容が異なるといった場合、クレームになることも少なくありません。
それぞれの美容クリニックで異なりますが、施術中に対応している美容看護師に対してダイレクトに発せられることもあるため、心構えをしておく必要があります。

美容看護師への転職が向いている人

・細かいルールがあっても大丈夫な人
・美容に興味・関心がある人
・お客様とコミュニケーションを取ることが好きな人
・どのようなタイプの人とも人間関係を築くことができる人
・人の役に立つ仕事にやりがいを持てる人
・夜勤がある病棟看護師に疲れてしまった人
・夜勤・残業なしでプライベートの時間も充実させたい人