美容看護師に転職したいけど、適正が自分にはあるのかないのか・・・
情報があまりないので判断が難しいですよね・
美容看護師への転職で、適正を判断するポイントは以下のようなものが挙げられます。
・美容に関する興味関心度が高いかどうか
・日勤中心で働きたいと思っている
・患者さんの容姿がより良くなるために相談を受けたり提案をすることにやりがいを感じることができる
その他にも、適正だけではなく業務内容や知っておかなければならないポイントなどもまとめていきますので、参考にしてみてくださいね。
目次
そもそも美容看護ってどんな仕事？
美容看護師の就職先が二通りあります。それぞれ業務内容も異なるのでご説明していきます。
「美容皮膚科勤務の美容看護師」
・肌について専門的な診療を行う
・業務内容は薬の内服や外用、サプリメントの処方に対するフォロー
・専門機器を用いた施術
・ボトックスなどの注射や点滴業務
・一人の患者さんと接する時間は美容外科より濃く長い
「美容外科勤務の美容看護師」
・二重形成術、隆鼻術、脂肪吸引やレーザー治療、豊胸術など診療内容は多岐にわたりその手術の介助業務を行う
・術前術後の患者さんのサポート
「それぞれに共通する業務内容」
・患者さんのニーズを聞き出したり希望する施術にかかる費用や時間などの説明
・医師が行う診療に対してわからない部分がないか確認する補助業務
（※クレームや訴訟を防ぐためにもとても大切な役割）
美容看護師へ転職！適正チェックのポイントとは？
①美容に関する興味関心度が高いかどうか
②日勤中心で働きたいと思っている
③患者さんの容姿がより良くなるために相談を受けたり提案をすることにやりがいを感じることができる
①まず一番に大切なポイントはここでしょう。患者さんの前にまず自分自身が美容に対する興味がなければ、いくら仕事とはいえ、ベストな施術を提案したり相談に乗ったりすることはできません。逆に自分も美容クリニックに通ったことがある経験者であれば、自然と経験談を元にしたアドバイスはできるはずです。そこにプラスして③のように、誰かのために相談に乗って提案をするといったことを好んでやれる人であれば、この仕事を楽しんで前向きにこなすことができるはずです。
②に関しては、夜勤が良いと思ってそういった環境を選ぶ人はそういないかもしれませんが、美容クリニックは日勤のみである分その時間帯は夜勤有りの病院に比べて何倍も忙しいものであり、土日休みも中々取りづらいです。日勤中心で看護師として働く＝何かしら妥協する所は出てくるのは仕方ないことでしょう。
美容看護師の仕事内容は？
美容看護師と言っても、美容皮膚科と美容外科ではそれぞれ業務内容も異なります。
美容皮膚科は手術こそないですが、一人の患者さんにじっくり回数を重ねながら注射や脱毛などの施術を行っていきます。
美容外科は二重整形術など手術の介助も行いながら、術後の管理も合わせて行っていきます。
また、どちらにも共通していることですが、美容看護師の大切な役割のひとつに「カウンセリング」が挙げられます。
カウンセリングは施術前や後に、施術内容や費用面などしっかりとお話していくもので、ここを怠るとクレームにも繋がりやすいので、とても重要な仕事になります。
美容看護師になる前に知っておくべきポイントとは？
・一般的な病院勤務の看護師に戻りにくくなる
（勤務体制が大きく違うため美容クリニックに慣れてしまう）
・管理職を目指しにくい環境
（医師中心の職場であるため管理職の枠が少ない）
・営業職や接客業の要素も求められる
（目標値が設定されているクリニックも多い）
・クレームをダイレクトに感じやすい
（高い治療費をもらって施術を行う職業であるため）
いかがでしょうか？美容看護師は大変な面もある一方で、美容に対する興味関心がある人にとってはとてもやりがいのある仕事だと思います。興味を持ったなら、その強みを活かしてぜひトライしてみてくださいね。