美容看護師へ転職する際に手術室経験があると有利になる？

2021.03.26転職情報

美容看護師へ転職をする際、手術室経験があると有利になります。
美容看護師に転職する際に見る求人情報には手術室経験が条件になっている場合もあるからです。
特に、美容クリニックでも美容整形外科が設置されているクリニックにはそのような条件が見られます。

美容クリニックの特徴

美容クリニックは大きく分類すると、「美容整形外科」と「美容皮膚科」の二つに分けられます。
美容クリニックでは、一般病院での臨床経験、注射や点滴などのスキルが求められます。
美容皮膚科では皮膚科、美容整形外科では整形外科の経験があると優遇される場合があります。

美容整形外科での仕事

美容整形外科の場合、手術室での勤務経験があれば即戦力として活躍できます。
美容整形外科での美容看護師の仕事は
・手術や施術の準備
・手術介助
・医療器具の滅菌、洗浄
・採血
・術前、術後のケア
・事務作業や治療の説明など
美容整形外科はメスを使った外科手術を行うので、美容看護師は手術介助が主な役割となります。
そのため、手術室勤務の経験がある看護師の募集が多く見られます。
主な手術内容は、目を二重にする二重手術、豊胸手術、脂肪吸引、しわ・たるみの改善などです。

美容整形外科の給料とは

給料面ですと、美容皮膚科より美容整形外科の方が高い傾向にあるようです。
その理由は、求人で手術室経験のある看護師に限定されることもあり、求人の条件も好条件になりやすいからです。
また、美容整形外科には長期休みの時が繁忙期になり、多くの患者さんが来院されます。
その期間には、残業が発生することもあるので、残業手当や特別手当が出る美容整形外科もあるようです。
手術室経験がある方は美容整形外科に転職するのがおすすめです。

美容整形外科には手術室経験がなくては絶対にダメなの？

上記の項目を見ると手術室経験がないと美容整形外科には転職できないと思う方もいるでしょう。
しかし、手術室経験がなくても大丈夫な求人も中には存在します。
そのような美容クリニックは、入職前の研修が充実している、勉強会の開催も多い、慣れるまで先輩が付き添ってくれるなど一から教えてくれる教育制度があるので、求人の条件に手術室経験を問わないのです。
覚えることも多く大変ですが、手術介助のスキルが身に付き看護師としての幅も広がるので挑戦してみるのもいいでしょう。