美容看護師に転職を考えているなら覚えておくべきポイントをまとめてご紹介します。
美容看護師への転職の際には、まず仕事内容・やりがい・メリットデメリット・給料面などのポイントは最低でも把握しておきましょう。
今回の内容を転職活動の際に少しでも活かしてもらえたら幸いです。
目次
美容看護師への転職で覚えておきたいポイント①仕事内容
美容看護師の仕事内容は大きくまとめると以下のようなものが挙げられます。
・医師による診察&診療のサポート
・カウンセリング
・手術のサポート(美容外科の場合)
・点滴や採血
・医療機器を用いた施術(脱毛機器や美顔器など)
ここで特に覚えておきたいのは、美容看護師は病院勤務の看護師とは異なりカウンセリング業務というとても重要な仕事があるということ。
クリニックによって専門のカウンセラーを配置している所もありますが、このカウンセリングの中で患者に寄り添いつつ必要な施術や商品の販売をおすすめしていきます。
給料面ではこの数に見合ったインセンティブが上乗せされることが多いので、頑張りがいのあるポイントです。クリニックによっては目標数が設定されていてそれもまた給料面に反映してもらえる仕組みをとっていたりするので、高いモチベーションを維持しながら働くことができますよ。
美容看護師への転職で覚えておきたいポイント②やりがい
美容看護師のやりがいは、悩みを抱えた患者さんが施術を終えて前向きな気持や表情になって帰っていく姿を見ることができる所にあります。
普通の病院とは違って健康上は何の問題はなくとも、現状をより良くしたいという思いで患者さんが来院するため、美容看護師の丁寧な対応や心配りによって悩みが解消されれば「ありがとう」という感謝の言葉を直接言ってもらえることもあります。
自分の看護のおかげで患者さんの嬉しそうな姿を見ることができたらこの上ない喜びを感じることができるでしょう。
美容看護師に転職したいけど、適正が自分にはあるのかないのか・・・情報があまりないので判断が難しいですよね・美容看護師への転職で、適正を判断するポイントは以下のようなものが挙げられます。・美容に関する興味関心度が高いかどうか・日勤中心で働きたいと思... 美容看護師に転職したい!適正を見極めるポイントとは? - 美容看護師転職求人情報|シーオーワークス(CO Works) |
美容看護師への転職で覚えておきたいポイント③メリット・デメリット
メリットとは?
・残業や夜勤が基本的になく規則正しい生活を送ることができる
・高収入が期待できる
・社割で安く施術を受けたり美容品を購入できたりと自分も美しくなることができる
デメリットとは?
・施術件数や物販数などの目標値が設定されている場合もある
・接遇能力が求められる
・高額の施術費をもらっての治療になるため対応によってはクレームに繋がる可能性もある
なお、これらのデメリットはクリニックによっても職場環境は異なりますし、捉え方によってはメリットにもなりえるものです。例えば接遇能力に関しては生きていく上で必要なものでもありますし、自分にとってもプラスです。目標値やクレーム回避についても、ベストな看護を心がけてさえいえば自然と対応可能なものだと思います。どんな仕事も前向きに目標を持って望むことは大切だと思うので、あまり後ろ向きに捉えすぎなくても良いのではないでしょうか。
美容看護師への転職で覚えておきたいポイント④給料面について
美容看護師の給料面は、病院勤務の看護師と比べて同等かそれ以上であり、夜勤がなく残業もほとんどないことを考えると、待遇はかなり良いと言えるでしょう。
美容看護師の平均年収は500万円前後ですが、上記でもお話した通り業務成績によってインセンティブも加算されるので、それを踏まえると年収600万円以上稼ぐことも十分に可能となってきます。
美容看護師への転職で覚えておきたいポイント⑤希望休、有給、その他の休みについて
美容看護師には以下のような休みがあります。
・定休日
・希望休
・有給
・リフレッシュ休暇
・夏季・冬季休暇
・年末年始休暇
・産休・育休
・慶弔休暇
・GW休暇
このように一般病棟とは異なり、夜勤などがなく定休日があったり年末年始の休みもあります。
ただし、美容クリニックはサービス業という要素も大きくあるため、世の中が休みの時に開院していることも多いです。
それでも、中途採用者が多い特性上、事前に申請さえすれば連休など希望休も取得しやすくなっているようですよ。
美容看護師への転職で覚えておきたいポイント⑥美容クリニックの福利厚生の内容
・施術(脱毛やフェイシャル関係など)を安くor無料で受けられる
・ドクターズコスメなど取り扱いのある商品を安く買うことができるor無料で試したりできる
美容看護師への転職で覚えておきたいポイント⑦身だしなみについてのルール
これは美容看護師に限らず言えることですが、特にサービス業という要素も多くある美容クリニックでは、言葉遣いや振る舞いなど見る人に好印象を与えることが求められます。
とはいえ、美容クリニックは病院ほど容姿の決まりが細かく決められていないことがほとんどなので、ネイルやカラコン、ヘアカラーなども常識の範囲内であれば楽しむことも可能です。
美容看護師への転職で覚えておきたいポイント⑧スタッフの勤続年数
転職活動を行う上で、人間関係はとても気になるところですよね。これを事前にリサーチするテクニックとして、面接の際に「勤務するスタッフの勤続年数を聞く」というものがあります。勤続年数が長いスタッフが多いほど、環境が良く働きやすいというバロメーターになるからです。
特に3~5年程度勤務の中堅層があまりいないクリニックは少し注意が必要です。
いかがでしょうか?美容看護師は患者さんが前向きになって帰っていく姿を身近に感じられるとてもやりがいのある仕事です。待遇面の良さから人気が高い職業でもあります。興味がある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。