美容看護師に転職して後悔したこととは?
美容看護師に転職して後悔したという経験がある方もいると思います。
美容看護師に転職してどのようなことが後悔と感じたのかは人それぞれですが、自分には合わなかった、仕事内容に馴染めないなど一般病院とのギャップに悩むことが多いようです。
実際どのようなことがあるのかご紹介していきます。
目次
美容看護師の離職率の実態
美容看護師の離職率は最初の3か月で20%が離職すると言われています。
試用期間中に離職、契約解除になるケースもあり、例え3か月の試用期間があっても実際は最初の1か月が見極めのタイミングの一つになります。
見ている部分は仕事を覚えることよりも、仕事に取り組む姿勢とセンスを見るような感覚です。
また、一刻も早く戦力になりたいという気持ちで取り組むことが大切です。
転職後に後悔したこと
どのようなことを後悔と感じるのでしょうか。
美容看護師として働いてみたけど合わなかった
一番多く、大きな理由は自分に向いていないと感じたことです。
美容看護師とはどのような仕事内容か、求められていることは何か、自分が適応できるのか分からない部分でもあると思います。
看護学校でも美容クリニックでの仕事や施術については全く触れません。
美容業界に学ぶ機会がなく、自分で調べなければなりません。
このような状況の転職活動なので実際に入職してみないと分からないことが多いのです。
どんなに理不尽でも対応するのは「お客様」であること
2つ目は美容クリニックの接遇重視に耐えられなかったことというものです。
接客に慣れていない方は、一から指導されることもあります。
来院される方も「患者さん」ではなく「お客様」です。
どんなに理不尽に感じても接遇を徹底するということにストレスを感じる方もいるのです。
美容の施術を進めたりするのが苦手
美容クリニックでは売り上げ目標を設定されているところがあります。
そのため、お客様へ美容の施術や化粧品などを提案、おすすめをすることも仕事の一つです。
一般病院だとこのような仕事がないので、施術や化粧品をすすめるといった営業のようなことがストレスに感じてしまうことも少なくないようです。
美容看護師への転職後に後悔しないために必要なこと
美容看護師へ転職すると、一般の病院とは異なり、自由診療であるために売り上げを重視しなければならなかったり、そのためにお客様への接客対応が重視されるなどの大きなギャップを感じてしまう人も少なくありません。入職後、後悔して辞めてしまうということがないように、次のようなポイントを抑えることが大切です。
【美容看護師への転職前に】美容クリニックの業務内容だけでなく評判や内部情報をしっかり収集する
美容クリニックは、各クリニックによって、業務内容や経営方針が異なります。
そのため、クリニックの評判や内部情報を詳しく調べずに、給与額や立地条件だけで転職を決めてしまうと、後悔することになることも。
実際、美容クリニックの中には、ブラック企業であったり、法に触れるか触れないかギリギリのところで営業しているところもあります。
入職してから、「自分の理想の働き方ではなかった…」「人間関係がこんなに大変だとは知らなかった…」とならないように、転職エージェントを利用して、キャリアカウンセラーから興味のある美容クリニックの内部情報を聞いたり、口コミサイトを確認するなど、下調べをすることをお勧めします。
【美容看護師への転職前に】可能な限り職場見学をする
様々な美容クリニックを調べている中で、サイトに記載されている募集要項や転職エージェントのキャリアカウンセラーから聞いた情報等を元に、「応募してみたい!」というクリニックが見つかった場合には、応募前にできる限り職場見学をしておくことをお勧めします。
クリニックに行ってみると、「何となく自分には合わないかもしれない…」や「やっぱり想像通りだった!」と感じるものがあるかと思います。
見学した時の直感も意外と大切なものです。
但し、クリニックによっては見学ができないところもあるかもしれないので、転職エージェントのキャリアカウンセラーに最初に聞いておくと良いでしょう。
もし見学が不可の場合には、面接で訪問した際などにしっかりと職場をチェックしておくことも大切です。
まとめ
美容看護師は一般病院と異なる点がたくさんあります。
そのため、一般病院とはまた違ったやりがいや仕事への楽しさもあるのです。
美容クリニックで美容看護師として働きたいという気持ちをしっかりと持って転職活動をすれば、後悔することもないでしょう。
恐れずにチャレンジしてください。