美容看護師になると、一般病院のような激務から解放されてプライベートを充実させることができます。
なぜなら、美容看護師には夜勤があることや休みが取りづらい、残業が多いという激務がなくなるからです。
仕事内容は一般病院の看護師と共通する点もありますが、美容クリニックならではの内容も多くあります。
ご紹介していきましょう。
目次
美容クリニックと一般病院での働き方の違いとは
一般病院で看護師として勤務していると、日々の激務に追われ身体的にも精神的にも疲弊してくるでしょう。
夜勤がきつい、もっと余裕をもって看護師の仕事がしたい、きつい仕事に見合った給料が欲しい、など悩みは出てくると思います。
美容クリニックでは一般病院と異なり、基本的に夜勤もなく定時で勤務が終了し、給料もよいといわれています。
一般病院と共通する仕事内容
美容クリニックと一般病院では働き方が異なる点はかなりありますが、仕事の内容は全く別のものではなく共通点があります。
手術の介助
メスを入れるような施術である「手術」は美容クリニックにもあります。
患者さんが手術室のベッドに仰向けになった状態で行われるような手術もあり、ここでも看護師の役割は手術の介助です。
麻酔の副作用や血圧、脈拍の変動がないかも看護師がチェックします。
診察の補助
医師の説明を患者さんが理解できているか確認するために、看護師が診察に同席することがあります。
自由診療である美容クリニックはこの役目が重要で、患者さんがよく理解できてなさそうであれば、トラブルを避けるために補足の説明を促す役目があります。
美容クリニックならではの仕事内容
一般病院にない美容クリニックの仕事内容とはどのようなものがあるのでしょうか。
患者さんへのカウンセリング
美容クリニックでは診察の初めにカウンセリングを行います。
カウンセリングでは患者さんがどのような目的なのか、施術はどのようなものを望んでいるのか、それに対する費用や注意点を説明します。
一通り説明が終わったら患者さんから不安なことや、分からないことなどを聞き、不安を取り除いて安心して施術を受けてもらうようにするのです。
特殊な施術
脱毛や注射は医師の指示のもと、美容看護師が行います。
多くの場合は美容看護師が脱毛や注射の施術をします。
アフターケア
美容診療においては施術してから回復するまでの期間にトラブルが出てくる可能性があります。
その場合、重症化しないように美容看護師が患者さんの状況を確認します。
医師の診察が必要と判断された時は、速やかに医師へ引き継ぎをすることが大切な役割といえるでしょう。
診療時間前後の備品の補充や整備
一般病院では清掃や整備を行ってくれる業者を雇っていることが多いと思いますが、美容クリニックではこのような業者を雇っていないことが多く見られます。
そのため、施設の整備、清掃も美容看護師のしごととなります。
美容クリニックの清潔感は集客に影響を及ぼすので清掃も重要な業務となります。
まとめ
美容看護師に転職すると一般病院のような激務から解放され給料も上がります。
仕事内容は共通する点もありますが、やはり異なる点が多く最初は慣れないかもしれませんが、給与は魅力的だと思います。
希望の美容クリニックを見つけて転職活動を成功させましょう。