美容看護師になるために勉強しておくべきこととは?

白衣を着た女性

美容看護師になりたいと考えている人に向けて「勉強しておくべきこと」についてご紹介していきたいと思います。

美容看護師は特殊な職業でもあるため、事前に勉強しておいたほうがよいことがいくつかあります。
例えば以下のようなもの。

・クリニックで取り扱う施術メニュー
・皮膚解剖学
・手術介助について
・コミュニケーションスキル

上記はほんの一部ですが、本編にてより詳しい内容をお話していきます。
ぜひ就職活動の際には、参考にしていただければと思います。

美容看護師でも美容外科と美容皮膚科勤務では求められるスキルが異なるの?

美容看護師は、一般的な診療科勤務の看護師とは異なる部分も多い特殊な職業であるため、美容外科・美容皮膚科どちらに勤めたとしても求められるスキルは特殊なものが多いです。

両者に共通する点として、美容クリニックでは看護師が主体となって施術にあたる機会が多いため、施術に対する知識や技術はもちろんのこと・・・

「医師との連携をしっかり取ること」
「患者さんと上手に関わるコミュニケーションスキル」
「美容に関する意欲関心」

この3点が求められます。

また、美容外科はオペを行う機会が多いため、手術に関する知識やスキルが求められますし、美容皮膚科はオペを行わない分看護師が施術を行う機会が多いため施術に関するスキルが求められます。

美容外科に勤務するなら勉強しておきたいこと

①手術に関する知識とスキル
美容外科の最も特徴的な部分が「オペ」が多いということです。
これに伴い美容看護師は手術介助のスキルが求められます。術前術後の患者さんに対する身体的・精神的フォローや、術中の医師の補助、院内感染防止のための知識についても勉強しておくと役立つと思います。

②医療機器の操作方法
前項にも重なる部分ですが、オペが多い美容外科の場合は「器械出し」業務がとても重要な役割となります。このスムーズさによって医師が手術に集中できるかどうかが変わってくるといっても過言ではないからです。
前職で手術室経験があれば良いですが、未経験の場合は事前にある程度勉強しておくと新人研修もスムーズに行えるかと思いますので、しっかりと基礎知識習得を心がけましょう。

看護師 点滴

美容皮膚科に勤務するなら勉強しておきたいこと

①皮膚について
美容皮膚科では美容看護師が施術を行う機会も多数ありますし、美容機器や化粧品などを販売することもあるので、どちらにおいても美容看護師がしっかりと皮膚に関する知識を持っておかなければ説得力もなく安心感が得られませんよね。
皮膚に対する基礎知識や、医療機器が皮膚に与える作用、疾患別の症状や原因・発症しやすい年齢・治療薬など。特にアトピーやニキビに関する患者さんが多く来院するのでこの2つについては重点的に勉強しておきたいところですね。

②医療脱毛について
→近年人気が高まってきている「医療脱毛」ですが、これについてもしっかりと勉強しておきましょう。脱毛の仕組みや脱毛機器の種類(種類別の特徴)などの基本的なところから、エステ脱毛との違いについてもしっかりと説明できるだけの知識は持っておくべきです。
また、知識だけでなく施術を行えるスキルも必要になるので、事前の予習は必須です。

美容看護師になるなら「資格取得」おすすめ!

美容看護師の業務内容は特殊なものが多いため、看護学校で学んだもの以外のスキルが必要になります。これらは本などで学ぶこともなかなか難しいので、美容看護師になる際に活かせる資格取得がおすすめです。

勤務しながらの勉強は時間的にも難しいかと思うので、休職中なのであればその時間を利用して勉強することをおすすめします。
具体的に美容看護師になって活かせる資格にはどんなものがあるのか以下にてご紹介いたします。

・スキンケアアドバイザー
・スキンケアマイスター
・美容薬学検定
・化粧品検定

これらは現場で活きるような解剖学などについても学べますし、資格を持っているだけでも強みとして面接の際にアピールできるポイントになりますので、ぜひおすすめです。

看護師 勉強

いかがでしょうか?美容看護師は看護師基礎スキル以外に求められるものが多数あるため、事前に勉強しておくことで、面接の際の受け答えがスムーズに出来たり研修も効率的に行えたりすると思います。志望するクリニックで働けるように、事前準備を頑張ってみてくださいね。

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