美容皮膚科に勤務する看護師にはどんな資格が必要なのでしょうか？
まず大前提として、美容皮膚科に限らず病院に勤務するためには看護師資格が必要ですよね。
その他、持っていると重宝する資格としてエステ関連の資格や語学関連の資格が挙げられます。
語学関連の資格に関しては、美容皮膚科には海外からの患者さんも多く来院する傾向にあるためです。
このように美容皮膚科には特徴的な面がいくつもあるので、求められるor活かすことができる「資格」についてお話していきたいと思います。
美容皮膚科の看護師に必要な資格とは？
・看護師免許or准看護師免許
美容皮膚科は医療機関であることから、まず大前提として看護師免許を持っていなければなりません。この資格の元、患者さんへの療養ケア・診療補助・施術介助などの業務を行っていきます。具体的には以下のようなものが挙げられます。
・バイタルチェックや管理
・カルテ記入
・点滴や採血
・患者さんの介助
・手術補助
・体位変換
・患者さんの移送
また、正看護師と准看護師の違いは、「准看護師は医師や正看護師の指示下でなければ業務に当たることができない」という制約があることです。とはいえ、この2つの違いは現場でそこまで大きなものではなく、准看護師だから行っていはいけない診療行為があるわけでもありません。
美容皮膚科の看護師が必ず持っていなければならない資格はこれくらいです。
美容皮膚科の看護師が持っていると重宝する資格とは？
・エステティシャン関連の資格
・アロマセラピスト関連の資格
・理美容師資格
・福祉理美容師資格
・語学関連の資格
これらは持っていると何らかの形で活かすことができる資格ですが、特にエステティシャン関連の資格と語学関連の資格は特別で、持っていると優遇されやすいようです。
エステティシャンについて学ぶには、フェイシャルやボディトリートメントに関してはもちろんのこと、ベッドメイキング・接客・集客など美容皮膚科の看護師として活かすことができる内容をたくさん学ぶことができます。
また、語学関連の資格に関しては具体的にＴＯＥＩＣ（スコア650以上）が代表的なものとして挙げられます。美容皮膚科には海外からの患者さんが多く来院するので、そのような相手にも必要な施術の提供やアドバイスをスムーズに行うことができるのは確実に強みとなるでしょう。
更に、語学を活かして海外の看護師資格や美容関連の資格を取得して、海外で活躍することもできるようになります。
いかがでしょうか？美容皮膚科の看護師は、看護師資格さえあれば働くことは可能なようですが、その他持っていると役立ちそうな資格は取得していきたいものですね。せっかく働くなら、高いモチベーションと目標を持って患者さんに接していきたいものですね。