美容外科の看護師に転職する前に知っておきたいこと

美容外科に美容看護師として転職する前には、皆さん様々なことをリサーチするかと思います。
美容外科に看護師として転職する前に知っておきたいこととして、次のようなものがあります。

・一般の病院での看護師に戻りにくい
・管理職を目指しにくい
・営業・接遇スキルが求められる
・クレームが一般の病院以上にダイレクトにくる
「そうだとは知らなかった…」なんてことにならないように、しっかりとリサーチしておくことが大切です。

美容外科の看護師に転職する前に知っておきたいこととは？

一般の病院での看護師に戻りにくい

美容外科の看護師に転職した方の多くは、一般の病院には戻りにくいのが現状です。
その理由は…
①日勤の生活リズムに体が慣れてしまうため、夜勤がある生活が考えられなくなる
②生命にかかわる状況の患者さんのケアに戻ることに ためらってしまう
③看護スキルが低下する恐れがあるため、再度一般の病院に戻る自信がない

そのため、一度美容外科の看護師に転職した場合、その道をきわめるかもしくは美容クリニックを転々とする看護師が多いのが現状のようです。

管理職を目指しにくい

美容外科では ほとんどのクリニックが医師を中心に運営されているため、そもそも看護師の管理職の枠が少ないと言われています。管理職に就いて人をマネジメントしたい場合、大手クリニックを選ぶ必要がありますが、そこは狭き門となってしまうため、一般の病院以上に管理職を目指しにくいでしょう。キャリアアップを目指したい方は、そのまま現職の看護師に留まるが、管理職採用を行っている企業への転職をお勧めします。

営業・接遇スキルが求められる

美容外科の看護師には、売上目標が課せられることもあります。営業ノルマの場合もあれば、スタッフ全体の目標として掲げられる場合もあります。いずれにせよ営業スキルが大なり小なり必要となります。
また売上目標を達成するためには、しっかりとした接遇スキルを身につけ、お客様に信頼して頂くことも重要になります。「セールストークは どうしても苦手…」「商品をお勧めするのが苦痛…」と感じる方は、美容クリニックへの転職はお勧めできません。

クレームが一般の病院以上にダイレクトにくる

美容外科には「より美しくなりたい」と高い自由診療代を支払って来院されるお客様が多くいます。
そのため、施術結果にもこだわっており、ミスの許されない職場とも言えます。
施術のイメージと異なっていたり、説明内容と異なる場合には、看護師にダイレクトにクレームが発せられることも多々あります。
そうした意味での心構えはしておくことが大切です。

美容外科の看護師に転職する前に知っておきたいこと　まとめ

美容外科の看護師に転職する前に、次の点を知っておきましょう。
✓一般の病院での看護師に戻りにくい
✓管理職を目指しにくい
✓営業・接遇スキルが求められる
✓クレームが一般の病院以上にダイレクトにくる

こうしたことも踏まえた上で、転職は慎重に行いましょう。