美容看護師への転職、選考時に見られる意外なところとは

美容看護師へ転職する際の選考時には、履歴書や職務履歴書以外にも身だしなみ、一般常識、言葉遣いなどが見られています。

美容看護師は接客の部分も重視されるので、転職の選考時には人との接し方や、身だしなみで好印象を与えることが出来るようにするのが重要となります。

履歴書送付のマナー

履歴書の内容はしっかりと記入していても、意外と気に留めていないのが履歴書送付のマナーです。
▪書類は折らずにクリアファイルに入れてまとめる
履歴書、職務経歴書をそのまま封筒に入れるのも間違いではありません。
しかし、折れ曲がったり水に濡れてしまう可能性もあるので、きれいな状態で応募書類を受け取ってもらうためにもクリアファイルに入れてから封筒に入れるようにするのがベストです。
履歴書や職務経歴書など、応募書類一式は1つのクリアファイルにまとめても大丈夫です。
▪折らなくても入れることが出来る適正サイズの封筒
履歴書などの応募書類を折りたたまずに入れることができるA4無地の白封筒を使用しましょう。
郵送されたときにもほかの郵便物を見分けがつけやすく、先方に履歴書が届いたという印象を与えられます。
▪添え状
履歴書や職務履歴書などの必要書類のほかに添え状（送り状）を添付します。
添え状は１枚に収まるように作成しましょう。
▪封筒の表面に「応募書類在中」と記入
封筒の左側下の少し離れた場所に「履歴書在中」と記載します。
記載する際、文字の色は赤色にします。
▪誤字、脱字のチェック
誤字、脱字があると「確認が不十分で仕事が粗い人」という印象を与えてしまいます。
美容看護師の仕事をするうえで、このような印象はマイナス要素です。
誤字、脱字のチェックをするためにも履歴書は時間に余裕をもって作成しましょう。
▪郵便料金に不足はないか
郵送する場合は郵便局の窓口で郵便料金を確認して送ります。
締め切り直前であれば速達で送りましょう。

これらを確認してから送りましょう。

面接での選考

面接での選考時は身だしなみや言葉遣いが見られています。

第一印象が重要

身だしなみと第一印象はとても重要です。
美容クリニックなので地味な印象にならないように「品性」と「華」のある着こなしをしましょう。
イメージとしてはデパートの美容部員です。
髪は暗めのダークカラー、肩につく長さなら綺麗にまとめましょう。
まとめ方も「華」のあるシニヨンや夜会巻きがおすすめです。
メイクもベースをしっかりと仕上げつつも厚塗りにならないように、透明感と清潔感を大事にするように心がけます。
スーツもリクルートのようにきっちりすぎず、品のあるおしゃれな着こなしをしましょう。
仕上げに優しい雰囲気と上品な笑顔があれば第一印象はクリアです。

言葉遣いと一般常識

社会人としての一般常識や言葉遣いは当然見られます。
美容クリニックは、「患者さん」というより「お客様」という感覚で接します。
そのため、一般よりもレベルの高い常識力を求められます。敬語や謙譲語は、しっかり使えることが望ましいでしょう。
目指すのはホテルマンのような接客です。お辞儀の仕方も知っておくといいですね。
美容クリニックの診療額が高くなればなるほど丁寧な接客が求められます。
面接時には面接官の目を見て、丁寧なあいさつと入退室を心がけましょう。

面接時に筆記試験があるクリニックも

クリニックによっては筆記試験が行われていることもあります。
内容は看護師として働いていたら答えられる程度の専門分野の問題と、社会人として最低限知っておかなければならない簡単な一般常識の問題です。
改めて身構えるほどの問題が出るのは稀なようですので、自分の実力に応じて事前に勉強をしておくといいでしょう。

まとめ

採用担当者が見ているのは、履歴書の志望動機や職務経歴書だけではありません。
身だしなみや一般常識、言葉遣いなどで「どのような人柄なのか」という点も見ているのです。
美容看護師は接客も重視されます。
好印象を与えられるような身だしなみや言葉遣いで美容看護師への転職を突破しましょう。