美容看護師に転職したい!筆記試験はあるの?面接で質問される内容とは?
美容看護師に転職する際、筆記試験があるかどうか気になるところです。
美容看護師に転職する際には、筆記試験がある美容クリニックもあります。
内容は、看護師としての経験があれば答えることができる程度の専門分野や、社会人としての一般常識問題です。
あまり難しくはないため、そこまで心配する必要はありません。
目次
【美容看護師に転職したい!】筆記試験はあるの?
美容看護師に転職する際に、自分が受けるクリニックにもよりますが、筆記試験があるところもあります。
また、筆記試験がない場合には、履歴書を提出し面接を受けるだけのところもあるようです。
【美容看護師に転職したい!】筆記試験の目的とは?
美容看護師に転職する際、筆記試験があるクリニックもあるとお伝えしましたが、ではなぜ筆記試験が行われるのでしょうか。
そもそも、転職に際して筆記試験を導入しているのは看護師に限ったわけではなく、一般企業への中途採用試験でも行われていることろもあります。
筆記試験の目的は、「社会人として一般常識が身についているかどうか」「社会人として基礎的学力に不足がないかどうか」を判断するために設けられています。
看護師試験時のような高度な専門分野に関する試験ではないことがほとんどであるので、ある程度の対策で問題ないでしょう。
【美容看護師に転職したい!】筆記試験の具体的な内容とは?
「SPI3」で出題される言語分野と非言語分野
美容看護師の転職試験で用いられることの多い「SPI3」という適性検査があります。
「SPI3」の言語分野は、「国語」の問題で、
・「二語関係」
・「熟語」
・「語句の用法」
・「文の並べ替え」
・「空欄補充」
・「長文読解」
の6科目で出題されます。
例えば、「二語関係」では、2つの単語を並べて その2つの単語の意味が持つ関係性を理解し、複数の選択肢の中から その関係性と同じ要素を持つ 二語の組み合わせを選ぶというものです。
また、「熟語」では、2字熟語や4字熟語が提示され、それぞれの正しい意味を複数の選択肢の中から選ぶという問題も出題されます。
「SPI3」の非言語分野は、「数学」の問題で、
・「推論」
・「順列、組み合わせ、確率」
・「割合と比」
・「損益算」
・「料金割引」
・「仕事算」
・「代金清算」
・「速度算」
・「集合」
の9科目で出題されます。
「SPI3」の問題集やインターネットで公開されている問題などを勉強して対策しておきましょう。
看護師としての専門分野
・基本的なバイタルサインの正常値について。また それに伴う薬剤の知識など
・1分当たりの点滴の滴下数の計算
・医療に関する記事を読んで見出しをつける
など…
一般常識問題
・簡単な計算
・漢字の読み書き
・歴史の問題
・一般用語をビジネス用語に直す問題
・社会的な常識や時事問題
など…
自分の実力に応じて対策しておくことが大切ですね。
小論文
テーマやグラフなどの資料から、それに関して自分自身の考えや意見を述べる論述問題です。
目安の文字数が設定されているため、それに沿って時間内に文章を完成させましょう。
ちなみに、100文字10分程度が一般的な目安です。
美容看護師への転職の 筆記試験の場合には「私の看護観」などのテーマがよく出題されています。
このとき小論文を書く上で大切なことは、テーマに対して、根拠を示して自分の意見を論じること。
つまり、論理的に相手を説得することが求められるため、独りよがりな意見や感想だけを書いても小論文としては成立しません。
したがって、小論文を書く際には「意見」とその「根拠・理由」が明解に示されている必要があります。
さらには、相手を説得するだけの、わかりやすい「文章構成」も重要となります。
実際に数回書いて練習しておくことも対策になります。
【美容看護師に転職したい!】面接で質問される内容とは?
美容看護師に転職する際に受ける面接は、希望するクリニックで行われます。
面接官は、看護師長やクリニックの院長が行うことが多いようです。
過去の面接の傾向を見てみると、
■自己紹介や職務経歴について
■志望動機
■退職した理由
■美容整形についてどう思いますか?
■美容クリニックのホームページを見てどう思いましたか?
など…
面接で最も大切なことは、どれだけ美容に関することが好きかということを伝えることです。
それは、自分が興味を持っていることや、良いと思っていることは、お客様にもおすすめする際に大切なポイントになるからです。
また、自分自身が美容クリニックを利用したことがあれば、それも大きなポイントになります。
さらには、仕事を早く覚えて戦力になりたいという姿勢なども大切になってきます。
まとめ
美容看護師に転職する際に筆記試験が行われるクリニックもあることがわかりましたね。
内容はさほど難しくありませんが、ある程度確認しておく必要がありそうですね。
また、履歴書と面接も重要となってくるため、自分の思いがしっかりと伝わるように、対策してから臨むようにしましょう。